
女性がダイエット期間中に一番の大敵と感じるのは【生理期間】ではないでしょうか?この生理期間をどのように過ごすかによってダイエットの成功率をグンと上げる事もできますし、逆にグンと下げてしまう事だってあります。しっかりポイントを押さえておけばダイエット中の生理はもう怖くありません!むしろダイエットをスムーズに進行させてくれる味方となる存在なんですよ!
今日はそんなダイエット中の生理期間に行なうべき適切な運動と食事法をお伝えいたしますので、是非参考にしてみてください♪
目次
生理中の運動は生理痛の緩和・ストレス軽減にも効果的!

生理中の激しい運動は、万全ではない体にストレスがかかりやすく、貧血やホルモンバランスの乱れなどから体調を崩しやすいために人によっては控えるべき行為となります。ただ、軽い運動であればむしろ積極的に行った方が、よい影響をもたらすといわれています。
運動は体を動かすことで全身の血流をよくし体を中から温めることが出来るので、生理痛を軽減させる効果があったり緩和が期待できるといわれているんです。適度に体を動かすことで心身のリフレッシュにもつながり、気分が沈みがちな生理中特有の精神面にも良い影響をもたらすことが見込めます。出血が特に多い2日目などは体調と相談しながらになりますが、短時間の軽い運動は、ぜひ積極的に行っていくと良いでしょう♪
生理前は食欲、体重が増加傾向に!この時期をどう過ごすかによって、ダイエットの成功率が大きく変わります

生理前になると、イライラして甘いものが食べたくなったり、食欲が止まらなくなったりして「これまでのダイエットの成果が水の泡に」ということも多いようです。
生理前は、女性ホルモンの一種である黄体ホルモン(プロゲステロン)
が多く分泌されることが原因で、食欲が増すと言われています。

黄体期は、排卵後に始まり、月経が開始するまでの約14日間の時期です。生理周期の後半にあたります。
黄体期には、「黄体ホルモン」が増え、水分や栄養を体内にためこみやすくなります。その為、体全体にむくみが生じ、普段よりも太って見えてしまう事も。この働きによって運動や食事に気をつけていても思うように効果が出ず、焦ってイライラしたりダイエット自体を諦めてしまったり、そのストレスからハイカロリーな食事や甘いものを食べすぎてしまうこともあります。
ここがダイエットの成功率を大きく分けるポイントになってきます!
妊娠に備えるために体の中では体温を上昇させたり、インスリンへの影響による血糖値の振れ幅が大きくなったりします。血糖値の振れ幅が大きいと、血糖値が下がっていない状態でも空腹を感じやすくなり、体重も増加しやすい傾向にあります。生理中は疲労感を覚えやすく、貧血などのリスクを考えると、バランスの良い食事を適量とるということを心がけて欲しいのです。
例)
Aさんの場合。

黄体期に暴飲暴食してしまい体重が3キロも増加。その為、生理後の痩せ期に多少は減量出来たもののダイエット開始前とほぼ変わらない体重に戻ってしまった。
Bさんの場合

黄体期にも食事のコントロールを徹底。体重が減ることはなかったが、増えることも無く安定した生理期間を過ごす事ができた。その結果、生理後の痩せ期に入り、ストン!と2キロも体重が減った!
女性の体は、「黄体ホルモン」と「卵胞ホルモン」という2種類の女性ホルモンが増えたり減ったりすることで毎日少しずつ変化しています。
女性が痩せやすい時期は、生理が終わった後の「卵胞期(らんぽうき)」
といわれる期間です。約10日から2週間続くこの時期に増える「卵胞ホルモン」は、代謝をアップさせて肌や髪を美しく整えてくれます。自律神経を安定させる働きもあるので、心もいちばん元気な時です♡
心も体も安定している時期なので、運動量や食欲をコントロールしやすいのもメリットです。効率良くダイエットをしたいなら、この期間をどれだけ活用できるかもダイエット成功率を上げるポイントの一つとなります。痩せやすい時期だとわかれば、ダイエットに対するモチベーションもアップして、頑張ろう!と思えますよね♪
このように「黄体期」「卵胞期」の特性を知っておくと、これも自然な体のメカニズムなんだと捉えておくことができ、ダイエット中の心も安定しやすくなりますよ!
生理中のトレーニングはどの程度OK?

生理期間中の体調の変化には個人差が大きく、運動が全く出来なくなるほど生理痛が酷い人は、無理にトレーニングをする必要はありません。むしろ健康を害してしまう恐れもあるので安静に過ごすことを優先にしていただきます。
上記でもお伝えしたように、生理期間中でも体調への影響が少なく、普段と変わらない日常を過ごせる人は、トレーニングを続けるべきだと思います。
SoloFit.では女性の体に寄り添いお客様一人一人に合わせ、無理のない範囲でトレーニングをおこなっていきます。生理中でも安心して来ていただけるように、体調の変化や心の変化にも耳を傾け、この期間をどう上手く乗り切れるかをサポートさせていただきます。
生理期間中の睡眠

ダイエット中の生理期間は体を動かすことだけでなく、日常生活や運動での疲れをしっかり休めることも意識しましょう。何よりも重要なのは「睡眠」です。睡眠時間を十分にとると肉体的な疲労が回復するのはもちろんのこと、寝ている間に筋肉が育ち、基礎代謝をアップさせることができます。
筋肉を大きくする成長ホルモンは睡眠中に分泌されるので、毎日6時間以上は眠ることを心がけてください。そして必要な栄養素も毎日三食の食事からしっかりと摂り、痩せやすい体作りをしましょう!
生理期間中の必要な栄養素

【鉄分】
- 貧血の予防に効果的
- レバー、赤身の肉類、ひじき、ほうれん草、プルーンなどに多く含まれる
- 鉄分の吸収を促すビタミンC(いちご、ブロッコリー、ホウレンソウ、柑橘類など)を一緒に摂るとよい
【ビタミンB6】
- 神経の作用やエネルギー代謝をスムーズにするために欠かせない栄養素
- にんにく、まぐろ、牛肉のレバー、鶏ひき肉、ごまなどに多く含まれる
【ビタミンE】
- プロスタグランジンの生成を抑える作用があり、子宮の収縮作用を弱めて生理痛を緩和する効果がある
- カボチャ、モロヘイヤ、アーモンドや落花生などのナッツ類、アボカドなどに多く含まれる
【マグネシウム】
- 過剰なカルシウムを排出する作用を持つため、生理痛のときに食べたい物としてよい
- アーモンドやカシューナッツなどのナッツ類、海苔や昆布などの海藻類、玄米、納豆、カキ、ほうれん草、サツマイモなどに含まれる
【EPA(エイコサペンタエン酸)】
- 血行をよくする効果があり、生理痛が改善されたとの報告もある
- 青背魚(アジ、サバ、イワシ、サンマ、カツオなど)に多く含まれる
【食物繊維】
- 腸内環境を整える効果があり、便秘の解消にも役立つ
- ごぼうやきのこ、海藻類などに多く含まれる
まとめ

いかがでしたでしょうか。ダイエット中でも生理期間と上手く付き合う事で成功のポイントが多く存在することが分かりましたね!
生理期間中も楽しく前向きにダイエットを進めていくために、体のメカニズムを理解する事はとても大切です。今日お話ししたいくつかのポイントを思い出して生理中でもポジティブにダイエットしていきましょう!
女性同士だからこそ分かり合える体の事やお悩みを互いに共有することでお客様との信頼関係をより一層深く築いていきたいと思っております。
-AYUMI-
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