加齢するほど、筋力(筋肉量)が減っていくことはご存知ですか?過去のブログでも何度かお伝えしているように、一般に30歳を超えると年に1%ずつ筋肉量が減るとも言われています。すると、基礎代謝量が減り太りやすく痩せにくい状態になってしまいます。
今日はこの記事を読んで、筋肉が身体にどのような役割をしているのかをもう一度おさらいし、ぜひ今後の知識として身につけてください♪
筋トレは加齢していくほど大切になる
筋肉は私たちが活動するときに常に使われています。筋トレと言うと、スポーツ選手だったり、見た目をよく見せたいと考える若い世代の人たちがやるもの、と思われるかもしれません。
しかし、実は年齢を重ねていくほど、筋トレを習慣的に行うことが重要になります。筋肉量は30歳を過ぎた頃から次第に減り始め、80歳の時点ではいちばん筋肉量があった時から6割〜7割も減った状態になってしまうからです。筋肉は運動器の役割だけをしているわけではありません。
筋肉は糖質と脂質を分解して、熱を発生する基礎代謝も行なっています。
筋肉量が多いほど身体の中にある余分な糖質・脂質が燃焼されます。その結果として血糖値の上昇が抑制され、重大疾患の要因になる生活習慣病の予防にもつながるんですよ!
筋肉のおもな役割
筋肉は身体に対して重要な役割をいくつも持っています。
- 姿勢を保持する
- 血液を心臓に戻す
- 代謝を上げる
- 体を衝撃から守る
- 水分を貯蔵する
- 免疫力を高める
①姿勢を保持する
骨格筋は姿勢保持にとって非常に重要です。加齢によって起こりやすくなる、転倒による怪我、骨折などを予防する意味でも、ある程度の筋力を維持する必要があるのです。
②血液を心臓に戻す
心臓へ血液を戻す際には、身体の骨格筋が収縮することで血管を収縮してポンプのような働きをします。筋肉量が減ると血液を心臓へ戻す力が弱まるために、心臓の筋肉に負担がかかってさまざまな不具合が出てきます。
③代謝を上げる
私たちの体温を一定に保って生命を維持する上で必要な「基礎代謝」はほとんど骨格筋が担っています。筋肉が少ないことで冷え性になっている方も多いので、代謝を上げて体を温めることが重要です。
また、代謝が上がることで太りにくく痩せやすい身体になります。
④体を衝撃から守る
外部の衝撃から、内臓、骨、血管などを守るために、筋肉はクッションのような役割をしています。
⑤水分を貯蔵する
骨格筋は身体の約6割の水分を保持してるといわれます。細胞が蓄えている水分は、体内で脱水が始まるとそれを進行させないように働きます。細胞から脱水傾向のある血管内に水分を補填して、血液循環を保とうとするのです。
高齢者が熱中症になりやすいのも、加齢とともに筋肉量が減っていることが関係しています。
⑥免疫力を高める
リンパ球などの免疫細胞は筋肉に多く蓄えられているグルタミンによって活性化されます。故に、筋肉量が減ると、免疫機能も低下すると言われています。
少しずつ筋力トレーニングを始めましょう!
ここまでお話ししてきた通り、筋肉をある程度付けることは身体の健康にとって非常に有効です。筋トレを始めて最初のうちは慣れるまで辛く感じることもあるかもしれませんが、周囲に宣言したり、モチベーションがアップするような楽しみを作ったり、なんとか週2回(1ヶ月)をやり切ってみてください♪意外と「私にもできるんだ!」「思ってたよりも辛くないんだ!」と運動が楽しく感じる瞬間がやってきます。何より体の変化に驚くはずですよ^^
最初の1ヶ月を乗り越えると、歯磨きや入浴のようにやらないと気持ち悪くスッキリしないなどと感じるかもしれません。生活習慣病の予防にもなる筋トレを日常に組み込むと、日々の生活にもプラスが非常に多いはずです!
まとめ
いかがでしたでしょうか。ダイエットを効率良く進めていく為はもちろん、歳を重ねより健康のために日々の筋トレがどれだけ大切かが分かりましたね。日常の一つに筋トレというスパイスを加えてみるのも良いかもしれませんね。新しい発見と新しい自分に出会えるはずです♪
年齢は関係ありません!筋トレは何歳から始めても皆さん平等に筋肉を増やすことができます。
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